まず、計画する

会社の経営は行き当たりばったりの経営になっていませんか？企業が生き延びて、安定的な成長を図っていくためには、現状を把握し、将来に対するビジョンを持ち、そのビジョンに向かって行動していくことが必要となります。
ビジョンを数値に落とし込み、数値計画・行動計画を明確にすることで、会社経営を骨太なものにします。
また、融資に際しても、説得力のある経営計画の作成は金融機関の信頼を得るうえで不可欠であり、会社の信頼性の向上につながるものと考えられます。
 

計画どおりにできたか実績と比較する

1年目の経営計画については月次の経営計画を作成します。その、延長で中長期のビジョンを反映した年間の経営計画を立てます（1−3年）。
月次の経営計画については、毎月帳簿をつけて、必ず実績と対比します。地味な作業ですが、これを継続することが改善へとつながり、会社を成長・安定化させるといった次のステップへ進む不可欠な作業と考えられます。最初は月次の比較が難しいようであれば、まずは、3か月ごとでも計画と実績を比較することから始めてみてもよいと思います。
 

地味ですが、計画を立てる→計画を達成するために行動する→計画と実績を比較し、行動を見直す→見直した行動を計画達成のために再実行する、とういうプロセスを繰り返すことが、その後の会社の土台を作ります。